格安マッサージの仕組み

格安マッサージはなぜ安い?

ここ数年で、格安マッサージの店舗数が増加しました。
その数はコンビニよりも多いんだそう。

そんな格安マッサージ店ですが、そもそもなぜそんなに安いのか知っていますか?
安さの理由を知れば、今まで格安マッサージにあまり良い印象を持っていなかった方の認識も変わるはず。

ということで、ここからは格安マッサージの安さの仕組みをご紹介していきます!
 

仕組み1:店内には必要最低限のものしかない

格安マッサージ店の内装を見てみると、物が少ないことが分かります。
マッサージ用のベッド、仕切りのカーテン、施術用のタオル等だけです。
つまり、必要な備品や消耗品などが少ないのです。

極端な話、施術者とマッサージベッドさえあれば、格安マッサージ店は開店することが出来ます。
必要な備品や消耗品が少ない分、店舗運営にかかる費用を抑えられ、結果料金を安くすることが出来ているのです。

また、お茶出しのサービスを行わず、マッサージのメニューだけを提供しているお店が多く、そういった過剰なサービスを省くことで、料金を抑えています。
店内に必要最低限のものしか揃えないからこそ、料金の値下げを実現できているのです。
 

仕組み2:低コストな雇用体系

格安マッサージ店にいる施術者は、ほとんどの場合が個人事業主です。
つまり、歩合制です。
そのため、お客さんを施術している施術者だけにお金を払い、施術していない施術者にはお金を払わないで済みます。
こうしいた雇用体系のおかげで、格安マッサージが成立しているのです。

また、ほとんどの格安マッサージ店には受付スタッフという人はいません。
施術者の人が受付からお会計まで全て担当することで、人件費も削減しているのです。
その他にも、お客さんの回転率を上げるために施術者の指名制度を無くしたりして、雇用に対するコストを抑え、料金を格安にしているのです。
 
 
 

格安マッサージは努力の上で成り立っている

格安マッサージ店は、以上のような営業努力の上に成り立っています。
そしてここでわかるのが、マッサージのサービスについては一切手を抜いていないということです。

店舗によっては、施術者は厳しい研修を突破しないとお店に立てない、という人材育成を徹底しているところもあります。
主であるマッサージに対する部分はしっかりとお金と時間をかけ、それ以外の部分で料金を下げる努力をする。
だから、格安マッサージは大勢の人から指示され、店舗が増えてきているのです。

格安マッサージが安い理由は、こういった営業努力があるからなんです。